2025.6.2 玉ねぎ収穫と食育
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こんにちは!閲覧ありがとうございます!
このブログのインプレッション数も増えてきて本当に感謝、そして恐縮です…!タクミです!
皆さま如何お過ごしでしょうか?
先日、奥秩父の渓流を秘境探索して参りました。笑
人間、自然から離れすぎると空理空論な思考になりかねません…
純粋なる子ども達の感性に追いつくべく(苦笑
美しい沢に入渓!

相方のJ君。最近買ったズボンがお気に入り。好物はカレー。

まさに山紫水明の地!自然に深謝〜!

大きなイワナを発見!美味しそう…

人々の営みとは関係ない、在るべき場所と過ぎる時間の流れを感じます!
さて今回はみのり幼稚園恒例行事!玉ねぎ掘り!

幼稚園で育てている玉ねぎを収穫します!

みのり幼稚園では白玉ねぎと紫玉ねぎの二種類を栽培しています!
みんな上手に収穫できるかな〜?

自分の力で収穫して、幼稚園で食べ、家に持って帰ります!

大きいの掘るぞー!気合いが入ってます!

ピクミンみたいに引っこ抜こう!

真剣に取り組んでますね…
子ども達は玉ねぎ収穫しながらなに作ってもらおうかなと話してくれます!
人気メニューはカレーです!!

もうちょっとしたらジャガイモ収穫もあるから楽しみだねー!
玉ねぎとじゃがいもはなんぼあってもいいですからね。笑

頑張れー!よいしょー!

上だけ獲れちゃった!の顔↑ 最高です。笑
これにて玉ねぎ掘りは無事終了しましたが、ここからが本番です!
いつもはここでブログを締め括りますが、
玉ねぎを克服できた子の保護者様から「どうやって食べさせたんですか?」との声が多数ありました。
なので今回は園の「食育」の内容と様子も綴っていきます!
まず大前提。子どもは食わず嫌いを含め、好き嫌いが多いもの。
特に野菜。(苦笑

みんなが頑張って収穫したからせっかくなら美味しく食べたい!
園で人気の焼玉ねぎの作り方です!
旬の新玉ネギは生でも美味しく辛みが少ないので
味を濃くしたり、細かく刻んで誤魔化したりはせず、玉ねぎ自体の良さで子ども達の食欲と主体的な挑戦心を引き出します!
まず玉ねぎを綺麗に洗い、茶色い鬼皮を剥きます

玉ねぎのカットは根っこをギリギリで落とします
この時に玉ねぎがバラバラにならないようにするのがポイントです!

くし切りにします!繋がった状態になると…
こんな感じです!

鬼皮と玉ねぎの間にある薄い鬼皮は捨てずにとっておきます!

この薄皮でオニオンオイルをつくります。
軽く塩を振った薄い鬼皮を多めの油で弱火で温めます。これくらいの色になるといい香りが油に移ります!オニオンオイルの完成!

ここで香りに誘われて子どもが集まってきます!
「ポテチのコンソメ味のにおい!」だそう。笑
オニオンオイルと皮を容器に移し、フライパンに玉ねぎを並べます!

弱火〜中火で半透明になるまでゆっくり焼きます、3分したらひっくり返し、塩を振って、また3分ほど焼きます。
※加熱時間は玉ねぎの分厚さによります
ゆっくり火を入れると玉ねぎの甘味が引き立ちます

↑両面がこれくらいの色になったらオニオンオイルを回しかけ、中火〜強火で両面に焼き目をつけていきます!

香ばしい香り、こんがり焼き目がついたら完成です!!
食育の試みの狙いは、
収穫から調理の過程までの全てを子ども達に見せることによって食材に対する嫌悪感が和らぎ…

調理中の香りのおかげで「嫌いだけど、ちょっとだけ食べてみようかな」と言ってくれます!
主体性を大事に、苦手な子も食べる挑戦をしてくれます!

あるご家庭では「あんなに野菜嫌いだったのに…家でパパとママに玉ねぎ焼いてあげるってお話してくれて、一緒に料理しました!」との声もありました!
この焼き玉ねぎは人気で、クラス毎に焼いて食べると毎回リピートしてくれます!笑
このように楽しみながら自然と衣食住の関わりを深めていっています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
玉ねぎは苗植えから収穫まで工数は多めですが、
全ては子ども達の健康とその未来の為に。
ではでは!